『東大作文』てどんな本?要約・書評【西岡壱誠の作文術】

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ろいど
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どうも!ロボットのように働くアラフォー会社員、ろいどです!

今回ご紹介する本がこちら⇩

『東大作文』

著者:西岡壱誠

発行:東洋経済新報社 2019年04月03日 初版発行

ページ数 : 280

定価:(本体1400円+税)

難易度:★★★☆☆(普通)

 

タイトルに含まれている『作文』というワードを見ると、学生のときに書いた作文や読書感想文のイメージが浮かびますよね?

私も同じようなイメージを持ったので、「この本は作文や論文など、学生の勉強に役立つ内容なのかな?」と思いました。

しかし読んでみたら、いい意味で予想を裏切られました。

この本はメール、チャット、議事録、報告書、レポート、企画書、提案書、SNS、ブログ、謝罪文など、広く色々な文章に応用できる文章術が書かれている本なのです!

そしてその文章術は、東大生である著者の西岡壱誠さんが、東大入試(解答方式が記述式)対策のため、作文を特訓しまくった末に編み出した作文術。

したがって、各種入試の記述問題や小論文などにも応用できるので、学生にも有益な本です。

 

こんな方にオススメの本
  • メール、SNS、ブログで人に伝わる文章を書きたい!
  • 報告書や企画書など、仕事に活かせる文章力が欲しい!
  • 東大入試の対策を知りたい!

 

「Twitterやブログでの”文章を書くスキル“を上げたい!」と思っていた私にとってドンピシャな本で、めちゃくちゃ勉強になりました!

「どんなふうに勉強になったのか気になる!」という方のために、私の感想を交えながら『どんな本なのか?』を書いていきます!

 

『東大作文』てどんな本?要約・書評

この本に書かれている文章術がどんなものなのかを知りたい!という方のために、私なりに要約したものをこれから紹介します。

この本では「伝わる文章を書くための型」を学ぶことができます。

その型を使った文章の作り方を手順に沿って簡単に説明していきます。

 

『東大作文』を要約

まず、伝わる文章を書くことにおいて1番大切なこと、それはまず最初に「自分が伝えたい主張を明確にする」ということ。

したがって「論理の貫通」した文章を目指します。

〈論理の貫通した文章とは〉

最初から最後まで一貫した主張がなされておりその主張に説得力を持たせるために例が出てきたり補足説明が出てきたりしている方が文章というのはわかりやすいのです。

本書P28より

続いて、伝えたい文章のタイプを次の4種類の型から選びます。

  1. 自分の気持ちを伝え理解してもらうための文章
  2. 情報を共有するための文章
  3. 相手に何かを要望し行動してもらうための文章
  4. 相手に「こうした方がいいよ!」と警鐘を鳴らすための文

 

次に、文章を読む相手との関係性を次の3つのなかから選びます。

  1. 伝えたい内容を少しでも知っている相手
  2. 伝えたい内容をほとんど知らない相手
  3. 伝えたい内容を疑っている相手

 

この関係性に応じて著者が作った3つの「王道の型」のなかから1つを選びます。

〈王道の型〉

  • 同格型:自分の主張を、違う言葉で言い換えながら提示していく型
  • 因果型:「因果関係」、つまり原因と結果の関係が文章の中で作り上げられる型
  • 対比型:2つ以上のものを対比して語る場合の型

 

そして、次の2つのテクニックを文章に盛り込んでいきます。

  • 『1人ディベート』(説得力のある文章にするテクニック)
  • 『質問トラップ作り』(読み手を引き込む文章にするテクニック)

 

これらのテクニックを使うことで、書き手からの一方向的(書き手→読み手)な文章ではなく、読み手が能動的に読めるような双方向的(書き手⇄読み手)な文章を目指します。

 

次に、組み立てた文章のなかで必要のない部分を見つけて、その文章を省くか、または改造して再利用します。

 

こうして「東大作文」の作文術を使った「人に伝わる文章」ができあがります。

 

ここまでザッと説明しましたが、「型を使って文章を作っていく」ということが何となく伝わったかなと思います。

でも「説明が物足りない!」と感じた方は多いですよね?

あくまでも要約という事なので、具体的な型や、テクニックの内容までは説明しきれていませんが、「もっと詳しく知りたい!」「型を身に付けたい!」という方は、是非とも本書を読んでみてください!

 

『東大作文』を読んだ感想・気付き

〈読んだきっかけ〉

この本を知ったきっかけは書店だったのですが、この本を見かけたとき私はすぐに食い付きました!

というのも、この本の著者である西岡壱誠さんの前書『東大読書』がとても良い本だったからです。

このブログの過去記事でも紹介しています!

『東大読書』てどんな本?【書評】「地頭が良くなる」東大生の読書術
『東大読書』書評記事です。この本では、著者自身が東大合格した秘訣でもある読書方法を紹介しています!「難しくて読めない」「読んだ内容をすぐに忘れてしまう」「読んだのに身にならない」と嘆いている方にオススメ!

 

〈論理的に理解できて実用的〉

私が今まで読んだ文章術の本では、文法に関しての内容がメインのモノや、良い文章の例を列挙しているだけのような本もありました。

しかし、本書がそれらの本と大きく違う点は、論理的にわかりやすく説明されていて、その論理の型が提示されているというところ。

したがって、型さえ自分に落とし込めれば「人に伝わる文章」が書けるようになれるという、とても実用的な本だなと思いました!

 

〈自分のインプットに起きた変化〉

この本を読んでから、自分にある異変が起きたことに気付きました。

本を読んでいるときやYouTubeの動画を見ているときに、あたまの中をある思考がよぎるのです。

インプットしている内容に対して、「今、相手が言っているのは、文章(話)の主張に対しての具体例について言っているのだな」といった感じ。

つまり、論理的に捉えながらインプットできるようになったということ。

自分自身がアップデートされたようなこの感覚は、まさにこの本のおかげです。

 

『東大作文』の著者紹介

著者紹介

西岡壱誠 にしおか・いっせい

東京大学3年生。1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「暗記術」「読書術」、そして「作文術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。東京大学で45年続く書評誌「ひろば」の編集長を務める。講談社『モーニング』で連載中の『ドラゴン桜2』に情報を提供する東大生団体「登竜門」リーダー。18万部のベストセラーとなった『「読む力」と「知頭力」がいっきに身につく 東大読書』(東洋経済新報社)など著書多数。
カバー袖 著者紹介より

 

西岡壱誠の『東大作文』を読んでみよう!

【本書のポイント】

「双方向的」で人に伝わる文章の「型」が学べる!

 

ろいど
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「これなら自分も良い文章が書けそう!」と独り占めしたくなる一冊!

 

著者の関連本

この本の著者、西岡壱誠さんの前書『東大読書』をこのブログの過去記事で紹介しています!

『東大読書』てどんな本?【書評】「地頭が良くなる」東大生の読書術
『東大読書』書評記事です。この本では、著者自身が東大合格した秘訣でもある読書方法を紹介しています!「難しくて読めない」「読んだ内容をすぐに忘れてしまう」「読んだのに身にならない」と嘆いている方にオススメ!
ろいど
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最後までこの記事を読んでいただきありがとうございました!今後の記事も是非読んでください!

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