こんな疑問が解決できる記事です!
この記事を読めば、ドメイン名の決め方で失敗しないために知っておきたいポイントがわかりますよ!
記事の内容
- ドメインに関する基礎知識
- ドメインの決め方、注意点
- ドメインの取得方法
- ドメイン取得サービスおすすめ3選
ブログ歴4年のわたしがドメインの決め方や取得に悩んだ実体験をもとに、ドメインを決めるために必要な知識や、おすすめのドメイン取得サービスを紹介していきます。
本記事を最後まで読んでいただくと、読者の興味を引くようなドメイン名を決められますよ!
ドメインとは
まずはドメインについての基礎知識から解説していきますね!
ドメインとは、ブログの住所ともいえるURLのある一部分を指しています。
いまご覧になっているこのブログのURLを例にあげると、「https://roido-blog.org」の中の「roido-blog.org」の部分がドメインとなります。
ドメインは、インターネット上の住所の役割をするので、インターネット上でユニーク(唯一無二のもの)でなければなりません。
そのため、すでに誰かが使用しているものは取得できません。
ドメインの構造
ドメインの構造について解説します。
ドメインは前述したとおり、URLの一部分になります。
そして、上記の画像のようにドメインは「ドメイン名」と「トップレベルドメイン」で成り立っています。
- ドメイン名:ドット「.」より左側の部分を指します。
- トップレベルドメイン:ドット「.」以降の部分の「.org」や「.com」など
※トップレベルドメインの種類については、後ほど詳しく説明します。
独自ドメインと共有ドメインの2種類がある
ドメインには、独自に取得して登録する「独自ドメイン」と、企業が所有するドメインを共有する「共有ドメイン」の2種類があり、次のように例えられます。
- 独自ドメイン:自分の土地を買う
- 共有ドメイン:共同住宅に住む
これらの違いについて以下で解説します。
独自ドメインとは
独自ドメインは「土地を買うこと」に例えられます。
土地を買うことで自分だけの家を建てられるように、インターネット上の住所(土地)を取得して独自のブログやサイトを作れます。
ちなみに、すでに使われているドメインは取得できません。
独自ドメインを取得するには基本的に費用がかかり(無料もある)、ドメイン取得サービスを利用する必要があります。
※ドメイン取得サービスについては、本記事後半の見出しでおすすめの取得サービスを紹介します。
共有ドメインとは
共有ドメインとは、無料ブログサービスやレンタルサーバーなどの運営会社が所有するドメインを、複数のユーザーで共有するドメインです。
共有ドメインは「共同住宅に住むこと」に例えられます。
共同住宅なので、自由に庭を整えたりはできませんが、安い費用ですぐに住めます。
無料ブログサービスを利用する場合、その共同住宅にある複数の部屋のなかの一つを借りることになります。
そのときの住所(URL)は、共同住宅の住所(ドメイン)+部屋番号(特定のパス)という形になります。
メリットとデメリットを比較
収益を得る目的でブログを始める場合は、独自ドメインと共有ドメインではどっちがいいかというと、結論、独自ドメインでブログを始めるのがいいです。
その根拠としてメリットとデメリットを比較してみたものを下記の見出しでまとめました。
独自ドメインの特徴
メリット
デメリット
- 信頼度が高い
- 覚えてもらいやすい
- 同じドメインのままサーバー引越しが可能
- 検索エンジンに評価されやすい
- 自由に広告を掲載できる
- 維持費が必要
- サーバーの設定作業の手間
共有ドメインの特徴
メリット
デメリット
- 無料で使用できる
- サーバーの契約や設定が不要
- 自分でドメイン名を選べない
- 広告の表示に関して制限がある
- 同じドメインでのサーバー引越しはできない
- 突然サービス提供が終了するリスクがある
ドメインの決め方
繰り返しになりますが、ドメインは「ドメイン名」と「トップレベルドメイン」で構成されています。
それを踏まえて、ドメインを決めるときの具体的な行動の流れは以下になります。
- ドメイン名:なにかしらのワードを考えて、当てはめてみる
- トップレベルドメイン:ドメイン取得サービスに用意されているものを選択する
- ドメイン名とトップレベルドメインを組み合わせたうえで、すでに使われていないことを確認する
ふつうはどうやって決めるもんなの?具体例がないとイメージできません!
それでは、まず具体例を紹介し、そのあとで「ドメイン名」と「トップレベルドメイン」それぞれの決め方を解説します!
ドメインの具体例20件
ブログで有名な方のドメインを下記の表に20件並べてみましたので、参考にしてみてください。
ブログ運営者 | ブログ名 | ドメイン | 決め方 |
---|---|---|---|
マナブ | manablog | manablog.org | ブログ名 |
Tsuzuki | Tsuzuki Blog | tsuzukiblog.org | ブログ名 |
わいひら | 寝ログ | nelog.jp | ブログ名 |
マクリン | マクリン | makuring.com | ブログ名 |
ゴーゴーケンゴ | ゴーゴーケンゴ | 55kengo.com | ブログ名 |
ヒトデ | hitodeblog | hitodeblog.com | ブログ名 |
ひつじ | ひつじアフィリエイト | hituji-affiliate.com | ブログ名 |
うーご | 副業フリー | fukugyo-free.com | ブログ名 |
ノア | ノアログ | noa-log.com | ブログ名 |
サルワカくん | サルワカ | saruwakakun.com | 運営者名 |
クロネ | クロネのブログ講座 | kurone43.com | 運営者名 |
やまもとりゅうけん | RYUKEN OFFICIAL BLOG | ryukke.com | 運営者名 |
八木 仁平 | 八木仁平公式サイト | jimpei.net | 運営者名 |
染谷 昌利 | 染谷昌利公式ブログ | someyamasatoshi.jp | 運営者名 |
鈴木 謙一 | 海外SEO情報ブログ | suzukikenichi.com | 運営者名 |
佐藤 誠一 | さとうのキモチ | sato-seiichi.com | 運営者名 |
ふぁふぁ | ふぁふぁぶろ | fafa0911.com | 運営者名 |
イブ | ibu blog | ibuiblog.com | 運営者名 |
クロネコ屋 | クロネコ屋の超ブログ術 | moonpower2020.net | 該当なし |
クニトミ リュウヤ | 副業コンパス | tabinvest.net | 該当なし |
ドメイン名の決め方
ドメイン名の決め方は主に下記の3つです。
- ブログ名を使う
- 運営者名(自分の名前)を使う
- ジャンル名を使う
1.ブログ名を使う
ブログ名をドメイン名としてそのまま当てはめる方法です。
このブログがまさにそうです。
(ブログ名)ろいどブログ→(ドメイン)roido-blog.org
単純にユーザーが覚えやすいかと思います。
しかし、今後ブログ名を変えてしまうと違和感のあるドメイン名になってしまうので、ブログ名を変えない方針の方にはオススメできる決め方です。
2.運営者名(自分の名前)を使う
運営者名(自分の名前)、またはニックネームなどをドメイン名に当てはめる方法です。
例として、鈴木謙一さんの「海外SEO情報ブログ」がこの決め方をしています。
(名前)鈴木謙一→(ドメイン)suzukikenichi.com
これだと名前を覚えてもらいやすい効果が期待できますし、今後ブログ名を変更したとしても問題ありません。
3.ジャンル名を使う
取り扱っているジャンルやブログに関連するキーワードを当てはめる方法です。
例として、ファッションサイトの「ファッショニスタ」がこの決め方をしています。
(ジャンル名)ファッション→(ドメイン)fashionista.com
ブログのメインジャンルがわかりやすい特徴があるものの、人気のジャンルだとすでに取得されている可能性が高いです。
意味が伝わりやすいドメインにする
英単語ではなく日本語のローマ字表記にしたほうが、意味が伝わりやすくなる場合があります。
例えば、「bengoshi-gyoumu.info」では、”弁護士”の意味である英単語の「lawyer」を使用するのではなく、”弁護士”をローマ字表記にした「bengoshi」を使用しています。
さらに「bengoshigyoumu」だと分かりづらいので、ハイフンをうまく使い「bengoshi-gyoumu」にすることで分かりやすくしています。
他と重複してしまった場合
「ドメイン名」と「トップレベルドメイン」を組み合わせたうえで、他と重複してしまった場合は次の2つの方法がオススメです。
- トップレベルドメインを別のものにする
- ドメイン名にハイフンや数字を組み合わせてみる
②の具体例としては下記の2つが参考になります。
- 「ゴーゴーケンゴ」:55kengo.com
- 「ふぁふぁぶろ」:fafa0911.com
また、ハイフンを入れて読みやすくするのもアリですね。
- 「ひつじアフィリエイト」:hituji-affiliate.com
- 「さとうのキモチ」:sato-seiichi.com
トップレベルドメインの種類
トップレベルドメインは.comや.netなど、いろんな種類があり、それぞれに意味や特徴があります。
詳細を下記の表にまとめました。
トップレベルドメイン | 意味 | 特徴 |
---|---|---|
.com | commercialの略 商業組織 | 商用サービスや企業向け 人気が高い |
.net | Networkの略 | ネットワークに関するサービス向け |
.biz | Businessの略 | ビジネスや企業向け |
.info | Informationの略 情報提供者 | 情報発信・口コミ向け |
.org | Organizationの略 非営利組織 | 組織や非営利団体向け |
.xyz | 新規性や革新性を意味する | 汎用性の高いドメイン |
.online | オンラインを意味する | オンラインビジネスやウェブサイト向け |
.site | Webサイト全般に合うドメイン | Webサイト全般に合うドメイン |
.blog | ブログを意味する | ブロガー向け |
.work | 仕事関連を意味する | 仕事、キャリア、ビジネスに関連するウェブサイト向け |
.jp | 日本を意味する | 用途制限はないが取得条件あり |
.comはダントツの人気
.comはインターネットの歴史のなかでもっとも長く使用されてきたドメインのため、認知度が高くダントツの人気を誇っています。
そのため、希望のドメイン名が既に登録されている可能性がもっとも高いドメインでもあります。
なので.comにこだわるならドメイン名を工夫しないときびしいかもしれません。
逆に、他との差別化をしたい場合には適さないようです。
トップレベルドメインの選び方
ブログサイトに使用するには、上記の表のなかのどれを使っても問題ないです。
意味や特徴があるものの、基本的に用途制限はありません。
あくまでも、トップレベルドメインによって「どんなイメージを与えるか?」を考えて選択するのが良いかと思います。
選択するときは、ドメイン取得サービスで取り扱っているなかから選択することになります。
しかし、ドメイン取得サービスごとに種類や値段が違いますので、希望のトップレベルドメインが決まっているなら、それを取り扱っているところを探すことになります。
ドメインの取得方法は2つある
ドメインを取得するには下記の2つの方法があります。
- サーバーをレンタルするときにセットで申し込む
- ドメイン取得サービスを利用する
どちらがいいのかは、あなたが次の二択のうちどちらを選ぶかによります。
- その1:「大手レンタルサーバー会社の倒産はまずあり得ないし、なるべく費用がかからない方法を選びたい」→①
- その2:「多少の費用がかかってもいいから、いかなる状況にも対応できる態勢でブログを運営したい」→②
詳細を以下で解説します。
①サーバーをレンタルするときにセットで申し込む
これから収益化ブログを始める方には、一般的にWordPressでブログを始めることが推奨されており、WordPressブログを運営するには、通常レンタルサーバーを利用します。
そして、レンタルサーバー会社はサーバーの申し込み時に、独自ドメインの取得もセットで申し込めるプランを用意してるところが多いです。
現在では大手のレンタルサーバー会社のほとんどが「ドメイン永久無料」をうたっており、セットで申し込みすれば無料でドメインを取得できるので、コスパ良くサーバーも利用できます。
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ただし、ドメインの所有権はサーバー会社にあるため、倒産した場合にドメインが失われる可能性があります。
よほどのことが無い限り倒産は考えられませんが、ドメインの所有権を自分にするには下記の方法があります。
②ドメイン取得サービスを利用する
ドメイン取得サービスを利用する方法だと、ドメインの所有権が自分になるメリットがあります。
ただし、先ほどの「セットで申し込む方法」はドメイン代が無料だったのに対して、ドメイン取得サービスを利用する場合は、下記に示す3つの費用がかかります。
- 取得費用:取得するときにのみかかる費用
- 更新費用:一年ごとの更新時にかかる費用
- 移管費用:サーバーを引越しする場合にのみかかる費用
費用はピンキリですが、安いものだと3つともそれぞれ千円前後です。
費用がかかりますが、ドメインの所有権が自分にあるので、ブログを運営しながらもレンタルサーバー会社を自由に引っ越せます。
ドメイン取得サービスおすすめ3選
ドメイン取得サービスを利用したい方におすすめのサービスは下記の3つです。
①お名前.com
「お名前.com」は、国内最大手のドメイン取得サービス会社です。豊富なドメインの種類と安価な価格が特徴です。
また、初心者でも簡単にドメインを取得できるよう、充実したサポートも提供しています。
②ムームードメイン
「ムームードメイン」は、お名前.comと並ぶドメイン取得サービスの老舗です。
独自の機能やサービスが充実しており、ブログやホームページ作成をしたい方におすすめです。
③バリュードメイン
「バリュードメイン」は、ムームードメインと同様のGMOインターネットグループが運営しており、サービス運用年数が20年以上であることから、信頼できるドメイン取得サービスだといえます。
ドメイン名を決めるときの注意点4つ
ドメイン名を決めるときに注意したいポイントは以下の4つです。
注意点
- ドメイン名によるSEOへの影響は少ない
- ドメインの命名にはルールがある
- ドメイン名は変更できない
- 商標をドメイン名に使わない
ドメイン名によるSEOへの影響は少ない
まず知っておきたいのが、ドメイン名によるSEOへの影響は少ないとされていることです。
トップレベルドメインの違いにおいても同様で、Googleのウェブマスター向け公式ブログでも記載されています。
ドメインの命名にはルールがある
ドメインの命名ルールは下記の3つです。
- ブログのドメイン名に使用できる文字は半角英数字とハイフンのみです。(トップレベルドメインによっては日本語も可)
- 登録可能な文字数は3文字以上63文字以下です。
- ブログのドメイン名はすべて小文字で表記され、大文字と小文字は区別されない。
ドメイン名は変更できない
取得したドメイン名は一度決定すると、後から変更や修正ができません。
そのため、申し込むときは文字の入力ミスがないか必ずチェックしましょう。
どうしても変えたい場合は、新たなドメインを取得し直すことになりますが、その場合はなるべく早い段階のほうがいいです。
なぜなら、ドメインが変わるとそのサイトが持っている検索エンジンからの評価値が、リセットされてしまうから。
そのためドメインを変更すると検索順位も下がってしまいます。
商標をドメイン名に使わない
ドメイン名は自由に付けられますが、「GUCCI」や「PRADA」などといった、すでに存在しているブランド名や商標名をドメイン名に使わないほうがいいです。
なぜなら、商標権の侵害になるおそれがあるから。
誤解を招くような言葉は使わないようにしましょう。
ドメインに関するQ&A(ブログ初心者向け)
ここからはブログ初心者向けに、以下のようなドメインに関する質問に答えていきます。
- 新しいトップレベルドメイン(新TLD)は検索結果に不利ですか?
- 取得したドメインはずっと使い続けられますか?
- ドメイン名は日本語も使えるの?
新しいトップレベルドメイン(新gTLD)は検索結果に不利ですか?
前述していますが、ドメイン名が検索結果に与える影響は少ないと言われています。
従来の「.com」「.net」「.org」などの汎用ドメイン(gTLD)とは異なり、2012年以降に新gTLDとして「.site」「.xyz」「.blog」など、多数追加されました。
取得したドメインはずっと使い続けられますか?
ドメインは有効期間が1年に設定されています。
したがって、ドメインを1年以上使い続ける場合は、1年ごとに更新手続きが必要です。
通常はレンタルサーバー会社やドメイン取得サービスから更新通知のメールがきます。
使用するドメインによって料金は違うので、最初の申込時によく確認しておきましょう。
ドメイン名は日本語も使えるの?
トップレベルドメインによって違いがあり、ドメイン名に日本語が使えるものもあります。
ぱっと見でわかりやすいため、日本語ドメインを使用している企業もあります。
しかし、日本語ドメインのURLはブラウザ以外で文字化けすることがあり、サーバーによっては日本語ドメインが使用できないため、半角英数字のドメインにしておくのが無難です。
まとめ【当ブログの場合】
ドメイン名は一度決めたらあとから変更ができないので、誰もが「失敗したくない!」と思うはずです。
とはいえ、「これが正解!」とハッキリしたものがあるワケじゃないので、頭を悩ませるところ。
なので、成功している人の例を参考にすると、アイディアやイメージが湧きやすいと思います。
参考までに、当ブログ(ろいどブログ)の場合はどうなのか?をカンタンに説明しておきます。
わたしがブログを始めるキッカケは「マナブさん」という方で、当時個人ブログで成功しているインフルエンサーだったことからドメイン名を参考にしました。(現在も活躍されています。)
トップレベルドメインを.orgにしたのも「マナブさん」が使っているから間違いないだろうという理由でした。
そして、ドメイン名の所有権を自分にしたかったので、「ムームードメイン」で取得してから毎年1,700円程度の更新料を払っています。
ちなみに、レンタルサーバーは「エックスサーバー」を利用しています。
ドメインを取得できれば、ブログの開設はすぐそこです。
そしてブログを開設できたなら、次はWordPress有料テーマを検討しみても良いかもしれません。
その際はワードプレスブログ初心者向けの有料テーマおすすめ11選【比較一覧】を参考にどうぞ!
-
ワードプレスブログ初心者向けの有料テーマおすすめ11選【比較一覧】
有料テーマ選びで悩んでいませんか?この記事では、おすすめのワードプレス有料テーマ11個の情報と比較一覧表を用意しました。テーマの選び方やメリット・デメリットも解説しています!
ということで、今回の記事は以上になります!
本記事を最後まで読んでいただきありがとうございました!