Googleアナリティクスの設定方法を初心者にもわかりやすく解説

ろいど

上記の悩みを解決するために、この記事を書きました!

この記事で紹介する「Googleアナリティクスの設定方法」を実践すれば、初めての方でもWordPressブログにGoogleアナリティクスを簡単に設置できます。

画像付きで一つひとつの手順をわかりやすく解説しているので、初心者の方でも迷わずに作業でき、設定の全工程が40分程度で完了します。

必要なスキルはコピペくらいですし、画像付きの手順に従うだけなので気楽に進められます。

「設定手順だけをすぐ知りたい!」という方はこちらをクリックしてみてください。設定の手順へ移動できます。

Google アナリティクスとは

Googleアナリティクスとはブログのアクセス分析ツールのことです。

Googleアナリティクスを使った分析では次のようなことがわかります!

  • サイトがどのくらい見られたか
  • どの国や地域からサイトを見に来たのか?
  • 見ている端末の種類は?
  • サイトの滞在時間はどのくらいか?

このような情報を知ることで、サイト改善のヒントを見つけられます。

ろいど

ブログ運営に必須な無料ツールなので、ブログを開設したら早めに登録することをおすすめします!!

【重要】Googleアナリティクスが新バージョンに変わる

GoogleアナリティクスUAとGA4の運用期間

現在Googleアナリティクスは新旧2種類のバージョンが存在しており、両方とも利用可能な状況です。

新バージョンのGoogleアナリティクス4(GA4)は2020年10月からリリースされました。

一方で旧バージョンのユニバーサルアナリティクス(UA)は、第3世代のGoogleアナリティクスとして2014年からリリースされ、現在でも使用されています。

しかし2023 年 7 月 1 日をもって計測の処理が停止され、それまでのデータには少なくとも6ヶ月の間はアクセスできます。アナリティクスヘルプ

Googleアナリティクス4とユニバーサルアナリティクスの違いとは

UAとGA4の違い

  • 計測方法の変化
  • プライバシー保護強化
  • 機械学習を導入
  • レポート画面の変化

以上の4つの違いについて解説します。

計測方法の変化

UAではページごとにサイト訪問を計測してましたが、GA4からはユーザー単位でクリック、動画視聴、資料ダウンロードといった行動の計測へ変化しました。

プライバシー保護強化

国内外問わず個人情報を扱う規則や法律が増えてきており、Cookieの利用規制も強化傾向にあります。その変化に対応するべく、データの取得制限や削除が可能になるなど、プライバシー保護の観点でアップデートされました。

機械学習の導入

AIによる機械学習を活用することで、購入、離脱、収益などの予測が可能になります。

レポート画面の変化

Googleアナリティクス レポートスナップショットUA
Googleアナリティクス レポートスナップショットGA4

最新版(GA4)と旧版(UA)をどう使うべき?

GA4では、AIによる機械学習を活用するための学習期間が必要になります。そのため、できるだけ早くGA4を導入しておきたいところ。

とはいえ、現状ではアクセス解析ツールやWordPressテーマのなかには、まだGA4に未対応なものがあります。

そのため悩ましいところですが、「あと数ヶ月でUAが終了するからGA4のみを設定する」というのは全然アリです。

しかし現時点ではGA4とUAの両方を登録できるので、この記事では両方とも設定する方法を解説していきます!

「新バージョンGA4だけ設置できればいい」という場合には、旧バージョンUAについての解説部分は読み飛ばしていただいて、GA4の設定を進めてください。

Googleアナリティクスの設定方法

Googleアナリティクス設定方の手順全体図0

Googleアナリティクスの設定方法を6ステップの手順で解説していきます。

Googleアナリティクスを設定したことがない初心者向けの方法として、他の記事では下記のような方法が紹介されています。

  • WordPressの記事ごとに直接コードを貼り付ける方法
  • 使用しているテーマを利用した方法
  • 「All in One SEO」というプラグインを利用した方法

しかし、本記事ではGoogleタグマネージャーを利用する方法を強くおすすめします。

その理由は次の3つです。

  • 記事ごとにコードを貼り付ける手間を省けるから。
  • テーマを利用して貼り付けると、今後テーマを変えたくなったときに二度手間になってしまうから。
  • ブログに詳しくなってくると無駄なプラグインを削減していくことを考えるので、将来プラグインを削除したときにまた設定し直すハメになるから。

実際に私はテーマを利用した方法で設定したり、プラグインを利用した方法もやりました。

でも結局Googleタグマネージャーを使うのが一番いいと気付いて、何度も設定をやり直しています。

ろいど

Googleタグマネージャーを使用する前提で、Googleアナリティクスの設定方法を解説していきます!

1:Googleアカウントの作成

Googleアナリティクス設定方の手順全体図1

(作業時間3分)

ろいど

まずはGoogleアカウントを作成しますが、すでにアカウントを持っている方は、「Googleアナリティクスのアカウント作成」へ進んでください。

ステップ1

Googleアナリティクスログインページへ移動してください。Googleアカウントを持っていない場合、次のような画面になります。

Googleアカウント作成手順1

①Googleアカウントを作成していきますので、【アカウント作成】をクリック。

②【個人で使用】を選択してください。

ステップ2

Googleアカウント作成手順2上から順に①「名前」②「メールアドレス」③「パスワード」を入力し、④【次へ】をクリック。

ステップ3

Googleアカウント作成手順3①「電話番号」②「生年月日」③「性別」を入力し、④【次へ】をクリック。

ステップ4

Googleアカウント作成手順4「プライバシーポリシーと利用規約」が表示されるので、下へスクロール。

ステップ5

Googleアカウント作成手順5【同意する】をクリックすれば、Googleアカウントの作成は完了です。

2:Googleアナリティクスのアカウント作成

Googleアナリティクス設定方の手順全体図2

(作業時間8分)

ステップ1

Googleアナリティクス  アカウント作成手順1

上の画面がGoogleアナリティクスログインページです。

【測定を開始】をクリックしましょう。

ステップ2

Googleアナリティクス  アカウント作成手順2アカウント名を入力してください。アカウント名は自分のブログ名でも構いませんし、どのアカウントなのか自分がわかりやすい名前を設定しましょう。

ステップ3

Googleアナリティクス  アカウント作成手順3①説明を読んで、特に不要なものがなければ、チェックマークを入れて、②【次へ】をクリック。

ステップ4

Googleアナリティクス  アカウント作成手順4①あとから自分でわかるようなプロパティ名を設定し、②レポートのタイムゾーンを「日本」、③通貨を「日本円」を選択して、④【次へ】をクリック。

ステップ5

Googleアナリティクス  アカウント作成手順5

上の画面の設定によって、新旧両方のバージョンが利用できるようにしていきます。

①ユニバーサルアナリティクス(UA)を設定するには、「詳細オプションを表示」をクリック。(画像は非表示になっている)

②「ユニバーサルアナリティクス プロパティの作成」をクリックします。(画像はクリック前の状態)

③【次へ】をクリック。

ステップ6

Googleアナリティクス  アカウント作成手順6

①アクセス解析をしたい自分のウェブサイトURLのドメインのみを入力します。

②と③が選択されていることを確認しておきましょう。

④【次へ】をクリック。

ステップ7

Googleアナリティクス  アカウント作成手順7

①個人ブログの場合は、「小規模 従業員数1〜10名」を選択すれば大丈夫です。

②目的に合うものを選択しておきましょう。

③【作成】をクリック。

ステップ8

Googleアナリティクス  アカウント作成手順8

①デフォルトではアメリカ合衆国となっているので、「日本」に変更しましょう。

②内容を確認してチェックを入力し、下へスクロール。

ステップ9

Googleアナリティクス  アカウント作成手順9

①条項を確認しチェックを入力したら、②【同意する】をクリック。

以上でGoogleアナリティクスのアカウント作成が完了ですが、引き続き次の作業を進めておきましょう。

ステップ10

Googleアナリティクス  アカウント作成手順10

このような画面が出た場合はチェックを付けずに【保存】でOKですが、受け取りたい情報があればチェックをしても大丈夫です。

【保存】をクリックして次の画面へ。

ステップ11

Googleアナリティクス  アカウント作成手順11「プラットフォームを選択」の【ウェブ】をクリック。

ステップ12

Googleアナリティクス  アカウント作成手順12

ステップ13

Googleアナリティクス  アカウント作成手順13「実装手順」の画面になりますが、バツ印をクリックして閉じます。

ステップ14

Googleアナリティクス  アカウント作成手順14すると次の画面が出てきます。この画面を残したまま次に進みましょう!

3:Googleタグマネージャーのアカウント作成

(作業時間4分)

ステップ1

Googleタグマネージャー アカウント作成手順1

新しいタブで「Googleタグマネージャー」を検索してください。上の画面のように、検索結果の一位で表示されているサイトをクリック。

ステップ2

Googleタグマネージャー アカウント作成手順2

男性の頭の上あたりにある【タグマネージャーにログイン】をクリック。

ステップ3

Googleタグマネージャー アカウント作成手順3右上の【アカウントを作成】をクリック。

ステップ4

Googleタグマネージャー アカウント作成手順4

①「アカウント名」は自分でわかりやすいものを入力しましょう。自分のブログ名でも構いません。

②「国」が最初は【アメリカ】になっているので【日本】を選択してください。

③「チェック」は入れても入れなくても構いません。

④「コンテナ名」は自分のウェブサイトURLのドメインだけの入力なので注意してください。

⑤ウェブサイトの場合は「ウェブ」だけを選択してください。

⑥【作成】をクリック。

ステップ5

Googleタグマネージャー アカウント作成手順5

※「English」のところは、Japaneseが無いのでこのままで大丈夫です。

①左下の「チェック」を入れてください。

②画面右上の【はい】をクリックして、少し画面が変わるのを待ちましょう。

ステップ6

Googleタグマネージャー アカウント作成手順6

上のように表示が出ましたら、画面をこのままにしながら新しいタブでWordPressを開きましょう!

4:WordPressにタグマネージャーのコードを設置

(作業時間10分)

ステップ1

まずはWordPressのダッシュボードへ。

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順1【外観】から【テーマファイルエディター】を開いてください。

ステップ2

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順2

このような画面が出た場合は【理解しました】をクリック。

※次の画面にはコードが書かれているので間違えて消してしまったりしないよう注意してください!

ステップ3

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順3

画面右上の「編集するテーマを選択」では、通常は子テーマが表示されるので、親テーマを選択してください。

※上の画像では「CocoonChild」から「Cocoon」へ変更しています。

ステップ4

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順4

①画面右側のテーマファイルの場所から「header.php」を探してクリックしてください。

※画面の場合は【テーマヘッダー(header.php)】となっています。

②画面中央に「header.php」のコードが表示されるので、<head>という文字を探してください。

※使用しているテーマによっては、<head~~~~~~~>となっている場合もありますが、その場合も同様です。

③<head>のすぐ右でEnterキーを押して、空白の一行を開けます。

ステップ5

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順5上の画面のように、一行だけスペースを開けたらGoogleタグマネージャーに戻ってください。

ステップ6

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順6

<head>内に貼り付けるコードをコピーします。

上の画面の矢印のところをクリックするとコピーできます。

そしてまたWordPressに戻って、先ほどの一行開けたところに貼り付けましょう。

ステップ7

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順7

上の画面のように貼り付ければOKです。

次にまたGoogleタグマネージャーへ行きます。

ステップ8

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順8

今度は<body>に貼り付けるコードをコピーします。

上の画面の矢印をクリックしてコピーしたら、またWordPressへ。

ステップ9

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順9

コードのなかの<body>を探してください。

※テーマによっては、上の画面のように<body~~~~~~~~~>となっている場合があります。

また、<body>がみつからないときは</head>を探してください。</head>のすぐ下に<body>があります。

<body>の直後に、先ほどコピーしたコードを貼り付けます。

ステップ10

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順10

①上の画面のように貼り付けましょう。

②コードを貼り付けたら、【ファイルを更新】をクリック

ステップ11

WordPressにGoogleタグマネージャーコード設置手順11

「ファイルの編集に成功しました」が表示されればOKです。

5:Googleアナリティクス4(GA4)の設定

(作業時間7分)

ステップ1

ここでは、GoogleタグマネージャーにGoogleアナリティクス4(GA4)の測定IDを入力していきます。

先ほどのGoogleタグマネージャーの画面へ戻ってください。

GoogleアナリティクスGA4の設定手順1バツ印をクリックしていただくと次の画面に移ります。

ステップ2

GoogleアナリティクスGA4の設定手順2まずは左側にある【タグ】をクリック。

ステップ3

GoogleアナリティクスGA4の設定手順3そして右上の【新規】をクリック。

ステップ4

GoogleアナリティクスGA4の設定手順4このような画面になったら「名前のないタグ」を変更します。ここでは、Googleアナリティクス4のタグを設定するので「GA4タグ」にしておきましょう。

ステップ5

GoogleアナリティクスGA4の設定手順5【タグの設定】をクリック。

ステップ6

GoogleアナリティクスGA4の設定手順6右側から「タグタイプを選択」が出てくるので【Googleアナリティクス:GA4設定】を選択してください。

ステップ7

GoogleアナリティクスGA4の設定手順7上の画面で「測定ID」を入力するためにGoogleアナリティクスへ戻りましょう。

ステップ8

GoogleアナリティクスGA4の設定手順8測定ID(G-◯◯◯◯◯…)をコピーして、タグマネージャーに戻ります。

ステップ9

GoogleアナリティクスGA4の設定手順9

①「測定ID」を貼り付けて、②【設定フィールド】をクリック。

ステップ10

GoogleアナリティクスGA4の設定手順10

【行を追加】をクリック。

ステップ11

GoogleアナリティクスGA4の設定手順11フィールド名に「debug_mode」、値に「true」と入力してください。自分が何をしているのか、今は理解できないと思いますが、後々に便利なのでとりあえず入れておきましょう。

ステップ12

GoogleアナリティクスGA4の設定手順12下にスクロールすると【トリガー】という部分が出てくるので、ここをクリック。

ステップ13

GoogleアナリティクスGA4の設定手順13「トリガーの選択」になるので【All Pages】をクリック。

ステップ14

GoogleアナリティクスGA4の設定手順14画面右上の【保存】をクリック。

ステップ15

GoogleアナリティクスGA4の設定手順15上の画面になるので右上の【公開】をクリック。

ステップ16

GoogleアナリティクスGA4の設定手順16そして、この画面でも右上の【公開】をクリック。

ステップ17

GoogleアナリティクスGA4の設定手順17ここではそのまま「スキップ」をクリック。

ステップ18

GoogleアナリティクスGA4の設定手順18

このような画面が出るかと思います。これでGoogleタグマネージャーを通してGoogleアナリティクス4(GA4)の設定ができました。

それではGoogleアナリティクス4(GA4)が設定できているかの確認をしていきます。Googleアナリティクスの画面に戻りましょう。

ステップ19

GoogleアナリティクスGA4の設定手順19「ウェブストリームの詳細」のバツ印をクリックして閉じます。

ステップ20

GoogleアナリティクスGA4の設定手順20すると上の画面になるので、左側の上から2番目の【レポート】をクリック。

ステップ21

GoogleアナリティクスGA4の設定手順21【リアルタイム】をクリック。

ステップ22

GoogleアナリティクスGA4の設定手順22このような画面になるので、スマホから自分のウェブサイトにアクセスしてみてください。アクセスをして10〜20秒程度待つと、自分のアクセスに反応します。

ステップ23

GoogleアナリティクスGA4の設定手順23上の画面のようにカウントされれば設定は完了できていますので、ご安心ください。

6:ユニバーサルアナリティクス(UA)の設定

(作業時間6分)

ステップ1

ユニバーサルアナリティクスの設定手順1

自分の「アカウント名」をクリック。

ステップ2

ユニバーサルアナリティクスの設定手順2現在表示されているのはGA4のプロパティなので、UAのプロパティに切り替えます。

ステップ3

ユニバーサルアナリティクスの設定手順3【すべてのウェブサイトのデータ】をクリック。

ステップ4

ユニバーサルアナリティクスの設定手順4UAの画面になるので、左下の【管理】をクリック。

ステップ5

ユニバーサルアナリティクスの設定手順5UAの管理画面になるので、真ん中の列の①【トラッキング情報】をクリックして、さらに②【トラッキングコード】をクリック。

ステップ6

ユニバーサルアナリティクスの設定手順6この画面が出たら、一旦Googleタグマネージャーに戻りましょう。

ステップ7

ユニバーサルアナリティクスの設定手順7

①Googleタグマネージャーに戻ったら左上の【ワークスペース】をクリックすると、上の画面になります。

②そのあと左側にある【タグ】をクリック。

ステップ8

ユニバーサルアナリティクスの設定手順8そうすると上の画面が出るので、右上の【新規】をクリック。

ステップ9

ユニバーサルアナリティクスの設定手順9次の画面で左上の「名前のないタグ」を、今度は「GAタグ」にしておきましょう。

ステップ10

ユニバーサルアナリティクスの設定手順10

①上の画面のように「GAタグ」に変更。

②そして【タグの設定】をクリック。

ステップ11

ユニバーサルアナリティクスの設定手順11【ユニバーサルアナリティクス】を選択。

ステップ12

ユニバーサルアナリティクスの設定手順12次の画面で「Googleアナリティクス設定」のなかの【新しい変数】を選んでください。

ステップ13

ユニバーサルアナリティクスの設定手順13「無題の変数」が出てくるので、これを「GA変数」に変えましょう。

ステップ14

ユニバーサルアナリティクスの設定手順14

①「GA変数」に変更。

②【変数の設定】をクリック。

ステップ15

ユニバーサルアナリティクスの設定手順15この画面が出たら、トラッキングIDを入力するためにGoogleアナリティクスに戻ります。

ステップ16

ユニバーサルアナリティクスの設定手順16「トラッキングID」をコピーして、Googleタグマネージャーへ。

ステップ17

ユニバーサルアナリティクスの設定手順17

①「トラッキングID」を貼り付け。

②画面右上の【保存】をクリック。

ステップ18

ユニバーサルアナリティクスの設定手順18上の画面が出たら【トリガー】をクリック。

ステップ19

ユニバーサルアナリティクスの設定手順19【All Pages】をクリック。

ステップ20

ユニバーサルアナリティクスの設定手順20そして画面右上の【保存】をクリック。

ステップ21

ユニバーサルアナリティクスの設定手順21右上の【公開】をクリック。

ステップ22

ユニバーサルアナリティクスの設定手順22さらに【公開】をクリック。

ステップ23

ユニバーサルアナリティクスの設定手順23上の画面のように「コンテナバージョンの説明」が出たら【スキップ】を選んでください。

ステップ24

ユニバーサルアナリティクスの設定手順24

これでGoogleタグマネージャーを通してユニバーサルアナリティクス(UA)の設定ができました。

それではユニバーサルアナリティクス(UA)が設定できているかの確認をしていきます。Googleアナリティクスに戻りましょう。

ステップ25

ユニバーサルアナリティクスの設定手順25①時計マークの【リアルタイム】をクリックして、②【概要】をクリック。

ステップ26

ユニバーサルアナリティクスの設定手順26このような画面になるので、もう一度スマホから自分のサイトにアクセスしてみてください。

ステップ27

ユニバーサルアナリティクスの設定手順27

しばらく待つと、上の画面のように自分のアクセスがユーザーとしてカウントされるので、こうなれば設定の確認はOKです。

ろいど

これでGoogleアナリティクスの設定は完了になります。お疲れ様でした!

やっておきたいGoogleアナリティクスの初期設定

ウェブサイトにGoogleアナリティクスを設置し、これから計測が始まりますが、現時点ではGoogleアナリティクスはデフォルト状態になっています。

意味のある計測を行うために、最初の段階でやっておきたい初期設定があります。

上記の5つをこれから解説していきます。

GA4データ保持期間の設定

GA4ではデータ保持期間が決められていて、デフォルトだと「2カ月」になっています。データ保持期間が終了すると、月単位で自動的にデータが削除されるので、これを最大の「14カ月」に延長するための設定変更をしていきます。

ブログを長期的に運営するなら、アナリティクスを設置した初期の段階から設定しておきましょう。

それでは設定手順を解説していきます。

(作業時間1分)

Googleアナリティクス GA4でデータ保持期間の設定

①Googleアナリティクスを開いて、GA4のアカウントを使用します。

②ギアマークの【管理】をクリックし、③【データ設定】、④【データ保持】と開いていきます。

⑤【14か月】を選択し、⑥【保存】をクリックすれば完了です。

自分のアクセス(IPアドレス)を除外する設定

ウェブサイトの解析から自分のアクセスを除外する設定をします。

この設定をしておかないと自分が自分のウェブサイトにアクセスしたときもGoogleアナリティクスに計測されてしまうので、正確なアクセスデータを得るために設定しておきましょう!

(作業時間5分)

ステップ1

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順1アカウントをクリックしてGA4に変更します。

ステップ2

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順2【GA4】をクリック。

ステップ3

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順3左側のギアマーク【管理】をクリック。

ステップ4

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順4

①GA4プロパティの列の【データストリーム】をクリック

②任意のストリームを選択。

ステップ5

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順5下のほうにある【タグ設定を行う】をクリック。

ステップ6

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順6右下にある【すべて表示】をクリックするとさらに表示項目が増えます。

ステップ7

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順7上から5番目の【内部トラフィックの定義】をクリック。

ステップ8

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順8右側にある【作成】をクリック。

ステップ9

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順9

①ルール名は「自宅」や「本社」など除外する対象がわかりやすい名前を記入しましょう。

その下の「Internal」はそのままです。

②IPアドレスは【アドレスが次と等しい】を選択

③値のところに自宅のIPアドレスを入力してください。

IPアドレスがわからない場合、自宅のパソコンを使用していれば【IPアドレスを確認】をクリックすれば調べられます。

ステップ10

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順10Google検索の画面になるので、一番上の【私のIPアドレスは何ですか】をクリック。

ステップ11

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順11上記のサイトに飛ぶので、画面のIPv4のところに表示されている番号をコピーしてください。

ステップ12

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順12

①Googleアナリティクスのページに戻り、先ほどの値のところに番号を貼り付け

②画面右上の【作成】をクリック。

ステップ13

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順13これで内部トラフィックルールが作成されたので、ここからバツ印を数回クリックしていき次の画面まで戻ります。

ステップ14

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順14

ここからは先ほど作成した除外ルールをデータフィルタで有効化していきます。

①【データストリーム】、②【データフィルタ】と選択していき、③表示された「内部トラフィック」をクリック。

ステップ15

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順15画面下のほうに「フィルタの状態」があるので、【有効】のボタンをクリック。

ステップ16

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順16右上にある【保存】をクリック。

ステップ17

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順17上記のような文章が出ますが、ここは【フィルタを有効にする】をクリックで大丈夫です。

ステップ18

Googleアナリティクス IPアドレスの除外手順18

「現在の状態」が有効に変わりましたので、IPアドレスの除外設定は完了です。

※反映にはタイムラグがありますのでご了承ください。

Googleシグナルの設定

ここではGoogleシグナルを「有効」にする設定を行います。

ろいど

「なぜこの設定をするのか?」を簡単に説明します。

デフォルトの状態だと、同一のユーザーが「パソコン」や「スマホ」など、異なる端末からアクセスした場合には、異なるユーザーからのアクセスだと判断されます。

しかし「有効」の設定をすることで、同じユーザーであると判断されるようになり、より正確なアクセス解析が可能になります。

Googleアナリティクスの計測を始める初期の段階から「Googleシグナルの設定」をやっておきましょう。

それではGA4とUAのそれぞれの場合の手順を説明していきます。

GA4でのGoogleシグナル設定

(作業時間3分)

ステップ1

Googleアナリティクス GA4でGoogleシグナルの設定手順1

①アカウントをGA4にしてください。

②左下のギアマーク【管理】をクリック。

ステップ2

Googleアナリティクス GA4でGoogleシグナルの設定手順2①GA4プロパティの列の【データ設定】、②【データ収集】を開いていき、③画面右上の【設定】をクリック。

ステップ3

Googleアナリティクス GA4でGoogleシグナルの設定手順3【続行】をクリック。

ステップ4

Googleアナリティクス GA4でGoogleシグナルの設定手順4【有効にする】をクリック。

ステップ5

Googleアナリティクス GA4でGoogleシグナルの設定手順5

ついでに、「ユーザーデータ収集の確認」をしておきましょう。

上の画面の下のほうにある【ユーザーデータ収集の確認】をクリック。

ステップ6

Googleアナリティクス GA4でGoogleシグナルの設定手順6【確認しました】をクリック。

ステップ7

Googleアナリティクス GA4でGoogleシグナルの設定手順7上の画面が表示されれば設定完了です。

UAでのGoogleシグナル設定

(作業時間2分)

ステップ1

Googleアナリティクス UAでのGoogleシグナルの設定手順1①プロパティをUAに変更したら、②【トラッキング情報】、③【データ収集】と開いていき、④画面右上の【アップグレード】をクリック。

ステップ2

Googleアナリティクス UAでのGoogleシグナルの設定手順2【続行】をクリック。

ステップ3

Googleアナリティクス UAでのGoogleシグナルの設定手順3

①【このプロパティ】を選択。

②【有効にする】をクリック。

ステップ4

Googleアナリティクス UAでのGoogleシグナルの設定手順4【完了】をクリック。

ステップ5

Googleアナリティクス UAでのGoogleシグナルの設定手順5上の画面が表示されれば設定完了です。

Googleサーチコンソールとの連携

ここからはGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを連携する設定をしていきます。

連携するするメリット
・どのようなキーワードの検索でウェブサイトが表示されているか、クリックされているか。
・Google検索結果上の表示回数、クリック数、平均順位など。
上記のことがGoogleアナリティクス上でも把握できるようになり、「どんなキーワード検索によってコンバージョンに至ったか?」という、より本質的な分析ができるようになります。

それではGA4とUAの両方を連携する手順を説明していきます。

ろいど

※Googleアナリティクスは設定したけど、Googleサーチコンソールはまだ設定していないという方は、先にGoogleサーチコンソールの設定を済ませておきましょう。

GA4とGoogleサーチコンソールを連携

(作業時間3分)

ステップ1

①初めにGA4での連携をしていくので、まずはアカウントをGA4にしてください。

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順1

②左下のギアマーク【管理】をクリック。

ステップ2

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順2GA4のプロパティの列を一番下までスクロール

ステップ3

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順2.5【Search Consoleのリンク】をクリック。

ステップ4

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順3右上の【リンク】をクリック。

ステップ5

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順4右側の【アカウントを選択】をクリック。

ステップ6

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順5①左側のチェックボックスをチェックして、②右上の【確認】をクリック。

ステップ7

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順6そして【次へ】をクリック。

ステップ8

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順7「ウェブストリーム」の右端にある【選択】をクリック。

ステップ9

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順8表示されたデータストリームにカーソルを合わせてクリック。

ステップ10

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順9さらに【次へ】をクリック。

ステップ11

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順10【送信】をクリック。

ステップ12

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順11右側に「リンク作成済み」が表示されますので、バツ印をクリックして閉じます。

ステップ13

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順12

画面の通り、サーチコンソールとの連携が完了しました!

UAとGoogleサーチコンソールを連携

(作業時間2分)

ステップ1

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合1

ホーム画面のアカウントをクリックしてUAのプロパティに変更します。

①をクリックしたあと②をクリック。

ステップ2

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合2

左側の①【集客】、②【Search Console】、③【ランディングページ】と順にクリックしていくと上の画目が表示されます。

※すでに連携されている場合はこの表示は出てきません。

④【Search Consoleのデータ共有を設定】をクリック。

ステップ3

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合3下のほうにスクロールしてください。

ステップ4

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合4【Search Consoleを調整】をクリック。

ステップ5

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合5青字の【追加】をクリック。

ステップ6

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合6【プロパティを選択】をクリック。

ステップ7

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合7Googleサーチコンソールに登録している自分のウェブサイトのURLが表示されるので、クリック。

ステップ8

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合8【続行】をクリック。

ステップ9

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合9【関連付ける】をクリック。

ステップ10

Googleアナリティクス Googleサーチコンソールとの連携手順UAの場合10

そうすると上の画面になり、GA4とUAの両方で連携されている状態です。

これでGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの連携が完了です!

プライバシーポリシーの設置

Googleアナリティクスを利用する場合は「プライバシーポリシー」のページをサイト内に設置し、アクセス解析していることをウェブサイト上で明示する必要があります。

また、先ほど設定した「Googleシグナルの設定」を行った場合には、「Googleアナリティクスの広告向け機能に関するポリシー」の内容の追記が必要です。

Google アナリティクスの広告向け機能に関するポリシー要件 – アナリティクス ヘルプ 

上の画像は、ろいどブログ内にあるプライバシーポリシーページの一部分です。

「アクセス解析ツールについて」の項目で、Googleアナリティクスについて記述しており、赤い枠で囲んだところがGoogleシグナル設定に関わる追記部分になります。

ろいどブログ プライバシーポリシー

ろいど

プライバシーポリシーページを作成する際に参考にしてください。(コピペOK)

Googleアナリティクス(GA4)の使い方

上記の4つについて解説していきます。

アクセス量を確認する

Googleアナリティクスではページビュー数やユーザー数など「ウェブサイトへのアクセス量」を確認できます。

Googleアナリティクス 使い方1

①レポートから、②エンゲージメント、③イベントと開いていくと、アクセスに関する様々な情報を見れます。

④赤い枠で囲った部分の1〜10までの項目の詳細は下記の通りです。

用語意味
page_viewページの表示回数
session_start訪問した回数
ueser_engagementアクティブユーザー数
first_visit初回訪問の回数
scrollページを下の方(全体の90%)までスクロールした回数
click外部リンクをクリックした回数
file_downloadファイルのリンクをクリックした回数
form_startユーザーがセッションで初めてフォームを操作した回数
form_submitユーザーがフォームを送信した回数
view_search_resultサイト内検索を使用した回数

ユーザー属性を調べる

「どのようなユーザーがウェブサイトにアクセスしたのか?」といった、ユーザーの国や性別、年齢層などの情報を調べられます。

Googleアナリティクス 使い方3

①レポートから、②ユーザー属性、③ユーザー属性サマリーと開いていくと、ユーザー属性に関する様々な情報が表示されます。

国・市町村・性別・年齢層・言語などの情報が見れます。

流入経路の確認

流入経路を確認することで、「ユーザーがどこからウェブサイトに訪れたのか?」を知ることができます。

ステップ1

Googleアナリティクス 使い方4

①レポートから、②集客、③トラフィック獲得と開いていくと、流入経路に関する情報が表示されます。 ④赤い枠で囲った部分に並んでいる項目の詳細は下記の通り。

用語意味
Organic Search YahooやGoogleなどの自然検索からの訪問
Direct URLを直接入力、お気に入りやブックマークなどからの訪問
Paid Search 検索連動型広告からの訪問
Referral 個人ブログなどの他サイトからの訪問
Unassigned いずれの定義にも該当しない場合
Organic Social Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSからの訪問

⑤の部分を「セッションの参照元 / メディア」に変更すると下記の画面が表示され、さらに詳しく見れます

ステップ2

Googleアナリティクス 使い方5

①の部分を「セッションの参照元 / メディア」に変更しました。 ②赤い枠で囲った部分に並んでいる項目の詳細は下記の通り。

用語 意味
google/organic googleの検索エンジンからの訪問
yahoo/organic yahooの検索エンジンからの訪問
bing/organic bingの検索エンジンからの訪問
(direct)/(none) URLを直接入力、お気に入りやブックマークなどからの訪問、または参照元のページが存在しない
google/cpc googleアドワーズ広告からの訪問
(not set) データを取得できなかったことを意味する値
t.co/referral Twitterからの訪問
duckduckgo/organic ダックダックゴー(DuckDuckGo)の検索エンジンからの訪問
183.181.84.29:6080 /referral XSERVERのIPアドレスからの訪問
sp-web.search.auone.jp /referral 「au Webポータル」からの訪問

経路分析の作成

「ウェブサイトに訪れたユーザーがどのようにサイト内を移動したのか?」「他のページに移動せずに離脱したか?」といった、サイト内でのユーザーの行動を確認できます。

そのためには「経路分析」を作成する必要があるので、これからその手順を解説していきます。

ステップ1

Googleアナリティクス 使い方6①【探索】を開いて、②経路データ探索をクリック。

ステップ2

Googleアナリティクス 使い方7【最初からやり直す】をクリック。

ステップ3

Googleアナリティクス 使い方8【始点】をクリック。

ステップ4

Googleアナリティクス 使い方9【イベント名】をクリック。

ステップ5

Googleアナリティクス 使い方10今回は例として、ブログへの訪問ごとに計測しますので、【session start】をクリック。

ステップ6

Googleアナリティクス 使い方11

ステップ+1のすぐ下にある【イベント名】をクリック。

ステップ7

Googleアナリティクス 使い方12

【ページタイトルとスクリーン名】をクリック。

ステップ8

Googleアナリティクス 使い方13

上の画面が表示されるので、ページタイトルを一つずつクリックしていくと、確認できる経路が増えます。

ステップ9

Googleアナリティクス 使い方14

こうするとサイト内でのユーザーの動きが確認しやすくなります。

以上で経路分析の作成は完了です。

まとめ

今回は、WordPressブログにGoogleアナリティクスを設定する手順、やっておきたい初期設定、Googleアナリティクスの使い方についてご紹介しました。

ブログを運営をする上でより良い記事を追求していくために、アクセスを解析することは重要です。
Googleアナリティクスを使用して、サイトの健康状態をいつでもチェックできるようにしておきましょう。

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