こんな疑問が解決できる記事です!
この記事で紹介する「Googleアナリティクスの設定方法」を実践すれば、初めての方でもWordPressブログにGoogleアナリティクスを簡単に設置できますよ!
画像付きで一つひとつの手順をわかりやすく解説しているので、初心者の方でも迷わずに作業でき、設定の全工程が40分程度で完了します。
必要なスキルはコピペくらいですし、画像付きの手順に従うだけなので気楽に進められます。
「設定手順だけをすぐ知りたい!」という方はこちらをクリックしてみてください。設定の手順へ移動できます。
Google アナリティクスとは
Googleアナリティクスとはブログのアクセス分析ツールのことです。
Googleアナリティクスを使った分析では次のようなことがわかります!
- サイトがどのくらい見られたか
- どの国や地域からサイトを見に来たのか?
- 見ている端末の種類は?
- サイトの滞在時間はどのくらいか?
このような情報を知ることで、サイト改善のヒントを見つけられます。
ブログ運営に必須な無料ツールなので、ブログを開設したら早めに登録することをおすすめします!!
【重要】Googleアナリティクスが新バージョンに変わった
第3世代旧バージョン
ユニバーサルアナリティクス(UA)
- 2014年4月開始
- 2023年7月計測停止
- 停止から6ヶ月間アクセス可能
第4世代新バージョン
Googleアナリティクス4(GA4)
- 2020年10月開始
- 現在はGA4のみの運用
Googleアナリティクスは最近まで新旧2種類のバージョンが存在していました。
新バージョンのGoogleアナリティクス4(GA4)は2020年10月からリリースされています。
一方で旧バージョンのユニバーサルアナリティクス(UA)は、第3世代のGoogleアナリティクスとして2014年からリリースされ、2023 年 7 月 1 日をもって計測の処理が停止されました。
それまでのデータには停止から6ヶ月の間はアクセスできます。アナリティクスヘルプ
Googleアナリティクス4とユニバーサルアナリティクスの違いとは
UAとGA4の違い
- 計測方法の変化
- プライバシー保護強化
- 機械学習を導入
- レポート画面の変化
以上の4つの違いについて解説します。
計測方法の変化
UAではページごとにサイト訪問を計測してましたが、GA4からはユーザー単位でクリック、動画視聴、資料ダウンロードといった行動の計測へ変化しました。
プライバシー保護強化
国内外問わず個人情報を扱う規則や法律が増えてきており、Cookieの利用規制も強化傾向にあります。その変化に対応するべく、データの取得制限や削除が可能になるなど、プライバシー保護の観点でアップデートされました。
機械学習の導入
AIによる機械学習を活用することで、購入、離脱、収益などの予測が可能になります。
レポート画面の変化
Googleアナリティクスの設定方法
設定の手順と作業時間
- Googleアカウントの作成(3分)
- Googleアナリティクスのアカウント作成(8分)
- Googleタグマネージャーのアカウント作成(4分)
- WordPressにタグマネージャーのコードを設置(10分)
- Googleアナリティクス4(GA4)の設定(7分)
作業時間トータル32分
Googleアナリティクスの設定方法を6ステップの手順で解説していきます。
Googleアナリティクスを設定したことがない初心者向けの方法として、他の記事では下記のような方法が紹介されています。
- WordPressの記事ごとに直接コードを貼り付ける方法
- 使用しているテーマを利用した方法
- 「All in One SEO」というプラグインを利用した方法
しかし、本記事ではGoogleタグマネージャーを利用する方法を強くおすすめします。
その理由は次の3つです。
- 記事ごとにコードを貼り付ける手間を省けるから。
- テーマを利用して貼り付けると、今後テーマを変えたくなったときに二度手間になってしまうから。
- ブログに詳しくなってくると無駄なプラグインを削減していくことを考えるので、将来プラグインを削除したときにまた設定し直すハメになるから。
現在のわたしはGoogleタグマネージャーを利用する方法を実施していますが、この方法が一番いいと気付くまでは、テーマを利用した方法で設定したり、プラグインを利用した方法をやってみたり、とにかく遠回りしてしまいました。
「これをもっと早く知っていれば...」と後悔しているので、みなさんが同じような思いをしないよう、しっかりとご案内します。
この記事では、Googleタグマネージャーを使用する前提で、Googleアナリティクスの設定方法を解説していきます!
1:Googleアカウントの作成
(作業時間3分)
まずはGoogleアカウントを作成しますが、すでにアカウントを持っている方は、「Googleアナリティクスのアカウント作成」へ進んでください。
ステップ1
Googleアナリティクスログインページへ移動してください。Googleアカウントを持っていない場合、次のような画面になります。
①Googleアカウントを作成していきますので、【アカウント作成】をクリック。
②【個人で使用】を選択してください。
ステップ2
上から順に①「名前」②「メールアドレス」③「パスワード」を入力し、④【次へ】をクリック。
ステップ3
①「電話番号」②「生年月日」③「性別」を入力し、④【次へ】をクリック。
ステップ4
「プライバシーポリシーと利用規約」が表示されるので、下へスクロール。
ステップ5
【同意する】をクリックすれば、Googleアカウントの作成は完了です。
2:Googleアナリティクスのアカウント作成
(作業時間8分)
ステップ1
上の画面がGoogleアナリティクスログインページです。
【測定を開始】をクリックしましょう。
ステップ2
アカウント名を入力してください。アカウント名は自分のブログ名でも構いませんし、どのアカウントなのか自分がわかりやすい名前を設定しましょう。
ステップ3
①説明を読んで、特に不要なものがなければ、チェックマークを入れて、②【次へ】をクリック。
ステップ4
①あとから自分でわかるようなプロパティ名を設定し、②レポートのタイムゾーンを「日本」、③通貨を「日本円」を選択して、④【次へ】をクリック。
ステップ5
上の画面の設定によって、新旧両方のバージョンが利用できるようにしていきます。
①ユニバーサルアナリティクス(UA)を設定するには、「詳細オプションを表示」をクリック。(画像は非表示になっている)
②「ユニバーサルアナリティクス プロパティの作成」をクリックします。(画像はクリック前の状態)
③【次へ】をクリック。
ステップ6
①アクセス解析をしたい自分のウェブサイトURLのドメインのみを入力します。
②と③が選択されていることを確認しておきましょう。
④【次へ】をクリック。
ステップ7
①個人ブログの場合は、「小規模 従業員数1〜10名」を選択すれば大丈夫です。
②目的に合うものを選択しておきましょう。
③【作成】をクリック。
ステップ8
①デフォルトではアメリカ合衆国となっているので、「日本」に変更しましょう。
②内容を確認してチェックを入力し、下へスクロール。
ステップ9
①条項を確認しチェックを入力したら、②【同意する】をクリック。
以上でGoogleアナリティクスのアカウント作成が完了ですが、引き続き次の作業を進めておきましょう。
ステップ10
このような画面が出た場合はチェックを付けずに【保存】でOKですが、受け取りたい情報があればチェックをしても大丈夫です。
【保存】をクリックして次の画面へ。
ステップ11
「プラットフォームを選択」の【ウェブ】をクリック。
ステップ12
ステップ13
「実装手順」の画面になりますが、バツ印をクリックして閉じます。
ステップ14
すると次の画面が出てきます。この画面を残したまま次に進みましょう!
3:Googleタグマネージャーのアカウント作成
(作業時間4分)
ステップ1
新しいタブで「Googleタグマネージャー」を検索してください。上の画面のように、検索結果の一位で表示されているサイトをクリック。
ステップ2
男性の頭の上あたりにある【タグマネージャーにログイン】をクリック。
ステップ3
右上の【アカウントを作成】をクリック。
ステップ4
①「アカウント名」は自分でわかりやすいものを入力しましょう。自分のブログ名でも構いません。
②「国」が最初は【アメリカ】になっているので【日本】を選択してください。
③「チェック」は入れても入れなくても構いません。
④「コンテナ名」は自分のウェブサイトURLのドメインだけの入力なので注意してください。
⑤ウェブサイトの場合は「ウェブ」だけを選択してください。
⑥【作成】をクリック。
ステップ5
※「English」のところは、Japaneseが無いのでこのままで大丈夫です。
①左下の「チェック」を入れてください。
②画面右上の【はい】をクリックして、少し画面が変わるのを待ちましょう。
ステップ6
上のように表示が出ましたら、画面をこのままにしながら新しいタブでWordPressを開きましょう!
4:WordPressにタグマネージャーのコードを設置
(作業時間10分)
ステップ1
まずはWordPressのダッシュボードへ。
【外観】から【テーマファイルエディター】を開いてください。
ステップ2
このような画面が出た場合は【理解しました】をクリック。
※次の画面にはコードが書かれているので間違えて消してしまったりしないよう注意してください!
ステップ3
画面右上の「編集するテーマを選択」では、通常は子テーマが表示されるので、親テーマを選択してください。
※上の画像では「CocoonChild」から「Cocoon」へ変更しています。
ステップ4
①画面右側のテーマファイルの場所から「header.php」を探してクリックしてください。
※画面の場合は【テーマヘッダー(header.php)】となっています。
②画面中央に「header.php」のコードが表示されるので、<head>という文字を探してください。
※使用しているテーマによっては、<head~~~~~~~>となっている場合もありますが、その場合も同様です。
③<head>のすぐ右でEnterキーを押して、空白の一行を開けます。
ステップ5
上の画面のように、一行だけスペースを開けたらGoogleタグマネージャーに戻ってください。
ステップ6
<head>内に貼り付けるコードをコピーします。
上の画面の矢印のところをクリックするとコピーできます。
そしてまたWordPressに戻って、先ほどの一行開けたところに貼り付けましょう。
ステップ7
上の画面のように貼り付ければOKです。
次にまたGoogleタグマネージャーへ行きます。
ステップ8
今度は<body>に貼り付けるコードをコピーします。
上の画面の矢印をクリックしてコピーしたら、またWordPressへ。
ステップ9
コードのなかの<body>を探してください。
※テーマによっては、上の画面のように<body~~~~~~~~~>となっている場合があります。
また、<body>がみつからないときは</head>を探してください。</head>のすぐ下に<body>があります。
<body>の直後に、先ほどコピーしたコードを貼り付けます。
ステップ10
①上の画面のように貼り付けましょう。
②コードを貼り付けたら、【ファイルを更新】をクリック
ステップ11
「ファイルの編集に成功しました」が表示されればOKです。
5:Googleアナリティクス4(GA4)の設定
(作業時間7分)
ステップ1
ここでは、GoogleタグマネージャーにGoogleアナリティクス4(GA4)の測定IDを入力していきます。
先ほどのGoogleタグマネージャーの画面へ戻ってください。
バツ印をクリックしていただくと次の画面に移ります。
ステップ2
まずは左側にある【タグ】をクリック。
ステップ3
そして右上の【新規】をクリック。
ステップ4
このような画面になったら「名前のないタグ」を変更します。ここでは、Googleアナリティクス4のタグを設定するので「GA4タグ」にしておきましょう。
ステップ5
【タグの設定】をクリック。
ステップ6
右側から「タグタイプを選択」が出てくるので【Googleアナリティクス:GA4設定】を選択してください。
ステップ7
上の画面で「測定ID」を入力するためにGoogleアナリティクスへ戻りましょう。
ステップ8
測定ID(G-◯◯◯◯◯…)をコピーして、タグマネージャーに戻ります。
ステップ9
①「測定ID」を貼り付けて、②【設定フィールド】をクリック。
ステップ10
【行を追加】をクリック。
ステップ11
フィールド名に「debug_mode」、値に「true」と入力してください。自分が何をしているのか、今は理解できないと思いますが、後々に便利なのでとりあえず入れておきましょう。
ステップ12
下にスクロールすると【トリガー】という部分が出てくるので、ここをクリック。
ステップ13
「トリガーの選択」になるので【All Pages】をクリック。
ステップ14
画面右上の【保存】をクリック。
ステップ15
上の画面になるので右上の【公開】をクリック。
ステップ16
そして、この画面でも右上の【公開】をクリック。
ステップ17
ここではそのまま「スキップ」をクリック。
ステップ18
このような画面が出るかと思います。これでGoogleタグマネージャーを通してGoogleアナリティクス4(GA4)の設定ができました。
それではGoogleアナリティクス4(GA4)が設定できているかの確認をしていきます。Googleアナリティクスの画面に戻りましょう。
ステップ19
「ウェブストリームの詳細」のバツ印をクリックして閉じます。
ステップ20
すると上の画面になるので、左側の上から2番目の【レポート】をクリック。
ステップ21
【リアルタイム】をクリック。
ステップ22
このような画面になるので、スマホから自分のウェブサイトにアクセスしてみてください。アクセスをして10〜20秒程度待つと、自分のアクセスに反応します。
ステップ23
上の画面のようにカウントされれば設定は完了できていますので、ご安心ください。
やっておきたいGoogleアナリティクスの初期設定
ウェブサイトにGoogleアナリティクスを設置し、これから計測が始まりますが、現時点ではGoogleアナリティクスはデフォルト状態になっています。
意味のある計測を行うために、最初の段階でやっておきたい初期設定があります。
初期設定と作業時間
- GA4のデータ保持期間の設定(1分)
- 自分のアクセス(IPアドレス)を除外する設定(5分)
- Googleシグナルの設定(3分)
- Googleサーチコンソールとの連携(3分)
- プライバシーポリシーの設置
上記の5つをこれから解説していきます。
GA4データ保持期間の設定
GA4ではデータ保持期間が決められていて、デフォルトだと「2カ月」になっています。データ保持期間が終了すると、月単位で自動的にデータが削除されるので、これを最大の「14カ月」に延長するための設定変更をしていきます。
ブログを長期的に運営するなら、アナリティクスを設置した初期の段階から設定しておきましょう。
それでは設定手順を解説していきます。
(作業時間1分)
①Googleアナリティクスを開いて、GA4のアカウントを使用します。
②ギアマークの【管理】をクリックし、③【データ設定】、④【データ保持】と開いていきます。
⑤【14か月】を選択し、⑥【保存】をクリックすれば完了です。
自分のアクセス(IPアドレス)を除外する設定
ウェブサイトの解析から自分のアクセスを除外する設定をします。
この設定をしておかないと自分が自分のウェブサイトにアクセスしたときもGoogleアナリティクスに計測されてしまうので、正確なアクセスデータを得るために設定しておきましょう!
(作業時間5分)
ステップ1
アカウントをクリックしてGA4に変更します。
ステップ2
【GA4】をクリック。
ステップ3
左側のギアマーク【管理】をクリック。
ステップ4
①GA4プロパティの列の【データストリーム】をクリック
②任意のストリームを選択。
ステップ5
下のほうにある【タグ設定を行う】をクリック。
ステップ6
右下にある【すべて表示】をクリックするとさらに表示項目が増えます。
ステップ7
上から5番目の【内部トラフィックの定義】をクリック。
ステップ8
右側にある【作成】をクリック。
ステップ9
①ルール名は「自宅」や「本社」など除外する対象がわかりやすい名前を記入しましょう。
その下の「Internal」はそのままです。
②IPアドレスは【アドレスが次と等しい】を選択
③値のところに自宅のIPアドレスを入力してください。
IPアドレスがわからない場合、自宅のパソコンを使用していれば【IPアドレスを確認】をクリックすれば調べられます。
ステップ10
Google検索の画面になるので、一番上の【私のIPアドレスは何ですか】をクリック。
ステップ11
上記のサイトに飛ぶので、画面のIPv4のところに表示されている番号をコピーしてください。
ステップ12
①Googleアナリティクスのページに戻り、先ほどの値のところに番号を貼り付け
②画面右上の【作成】をクリック。
ステップ13
これで内部トラフィックルールが作成されたので、ここからバツ印を数回クリックしていき次の画面まで戻ります。
ステップ14
ここからは先ほど作成した除外ルールをデータフィルタで有効化していきます。
①【データストリーム】、②【データフィルタ】と選択していき、③表示された「内部トラフィック」をクリック。
ステップ15
画面下のほうに「フィルタの状態」があるので、【有効】のボタンをクリック。
ステップ16
右上にある【保存】をクリック。
ステップ17
上記のような文章が出ますが、ここは【フィルタを有効にする】をクリックで大丈夫です。
ステップ18
「現在の状態」が有効に変わりましたので、IPアドレスの除外設定は完了です。
※反映にはタイムラグがありますのでご了承ください。
Googleシグナルの設定
ここではGoogleシグナルを「有効」にする設定を行います。
「なぜこの設定をするのか?」を簡単に説明します。
デフォルトの状態だと、同一のユーザーが「パソコン」や「スマホ」など、異なる端末からアクセスした場合には、異なるユーザーからのアクセスだと判断されます。
しかし「有効」の設定をすることで、同じユーザーであると判断されるようになり、より正確なアクセス解析が可能になります。
Googleアナリティクスの計測を始める初期の段階から「Googleシグナルの設定」をやっておきましょう。
それではGA4とUAのそれぞれの場合の手順を説明していきます。
Googleシグナルの設定手順
(作業時間3分)
ステップ1
①アカウントをGA4にしてください。
②左下のギアマーク【管理】をクリック。
ステップ2
①GA4プロパティの列の【データ設定】、②【データ収集】を開いていき、③画面右上の【設定】をクリック。
ステップ3
【続行】をクリック。
ステップ4
【有効にする】をクリック。
ステップ5
ついでに、「ユーザーデータ収集の確認」をしておきましょう。
上の画面の下のほうにある【ユーザーデータ収集の確認】をクリック。
ステップ6
【確認しました】をクリック。
ステップ7
上の画面が表示されれば設定完了です。
Googleサーチコンソールとの連携
ここからはGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを連携する設定をしていきます。
- 連携するするメリット
- ・どのようなキーワードの検索でウェブサイトが表示されているか、クリックされているか。
- ・Google検索結果上の表示回数、クリック数、平均順位など。
- 上記のことがGoogleアナリティクス上でも把握できるようになり、「どんなキーワード検索によってコンバージョンに至ったか?」という、より本質的な分析ができるようになります。
それではGA4とUAの両方を連携する手順を説明していきます。
※Googleアナリティクスは設定したけど、Googleサーチコンソールはまだ設定していないという方は、先にGoogleサーチコンソールの設定を済ませておきましょう。
Googleサーチコンソールの連携手順
(作業時間3分)
ステップ1
①初めにGA4での連携をしていくので、まずはアカウントをGA4にしてください。
②左下のギアマーク【管理】をクリック。
ステップ2
GA4のプロパティの列を一番下までスクロール
ステップ3
【Search Consoleのリンク】をクリック。
ステップ4
右上の【リンク】をクリック。
ステップ5
右側の【アカウントを選択】をクリック。
ステップ6
①左側のチェックボックスをチェックして、②右上の【確認】をクリック。
ステップ7
そして【次へ】をクリック。
ステップ8
「ウェブストリーム」の右端にある【選択】をクリック。
ステップ9
表示されたデータストリームにカーソルを合わせてクリック。
ステップ10
さらに【次へ】をクリック。
ステップ11
【送信】をクリック。
ステップ12
右側に「リンク作成済み」が表示されますので、バツ印をクリックして閉じます。
ステップ13
画面の通り、サーチコンソールとの連携が完了しました!
プライバシーポリシーの設置
Googleアナリティクスを利用する場合は「プライバシーポリシー」のページをサイト内に設置し、アクセス解析していることをウェブサイト上で明示する必要があります。
上の画像は、ろいどブログ内にあるプライバシーポリシーページの一部分です!
まだプライバシーポリシーページを作成していないなら、「ブログ用プライバシーポリシーの書き方【無料でコピペできる雛形あり】」の記事を参考にどうぞ!
-
ブログ用プライバシーポリシーの書き方【無料でコピペできる雛形あり】
本記事ではWordPressブログの初心者さん向けに、プライバシーポリシーの書き方について解説し、さらにコピペOKの雛形を用意しています。この雛形は、いくつものASP審査の通過に使用した実績あるプライバシーポリシーです。コピペ後にカスタマイズしてご利用ください!
Googleアナリティクス(GA4)の使い方
上記の4つについて解説していきます。
アクセス量を確認する
Googleアナリティクスではページビュー数やユーザー数など「ウェブサイトへのアクセス量」を確認できます。
①レポートから、②エンゲージメント、③イベントと開いていくと、アクセスに関する様々な情報を見れます。
④赤い枠で囲った部分の1〜10までの項目の詳細は下記の通りです。
用語 | 意味 |
---|---|
page_view | ページの表示回数 |
session_start | 訪問した回数 |
ueser_engagement | アクティブユーザー数 |
first_visit | 初回訪問の回数 |
scroll | ページを下の方(全体の90%)までスクロールした回数 |
click | 外部リンクをクリックした回数 |
file_download | ファイルのリンクをクリックした回数 |
form_start | ユーザーがセッションで初めてフォームを操作した回数 |
form_submit | ユーザーがフォームを送信した回数 |
view_search_result | サイト内検索を使用した回数 |
ユーザー属性を調べる
「どのようなユーザーがウェブサイトにアクセスしたのか?」といった、ユーザーの国や性別、年齢層などの情報を調べられます。
①レポートから、②ユーザー属性、③ユーザー属性サマリーと開いていくと、ユーザー属性に関する様々な情報が表示されます。
国・市町村・性別・年齢層・言語などの情報が見れます。
流入経路の確認
流入経路を確認することで、「ユーザーがどこからウェブサイトに訪れたのか?」を知ることができます。
ステップ1
①レポートから、②集客、③トラフィック獲得と開いていくと、流入経路に関する情報が表示されます。 ④赤い枠で囲った部分に並んでいる項目の詳細は下記の通り。
用語 | 意味 |
---|---|
Organic Search | YahooやGoogleなどの自然検索からの訪問 |
Direct | URLを直接入力、お気に入りやブックマークなどからの訪問 |
Paid Search | 検索連動型広告からの訪問 |
Referral | 個人ブログなどの他サイトからの訪問 |
Unassigned | いずれの定義にも該当しない場合 |
Organic Social | Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSからの訪問 |
⑤の部分を「セッションの参照元 / メディア」に変更すると下記の画面が表示され、さらに詳しく見れます
ステップ2
①の部分を「セッションの参照元 / メディア」に変更しました。 ②赤い枠で囲った部分に並んでいる項目の詳細は下記の通り。
用語 | 意味 |
---|---|
google/organic | googleの検索エンジンからの訪問 |
yahoo/organic | yahooの検索エンジンからの訪問 |
bing/organic | bingの検索エンジンからの訪問 |
(direct)/(none) | URLを直接入力、お気に入りやブックマークなどからの訪問、または参照元のページが存在しない |
google/cpc | googleアドワーズ広告からの訪問 |
(not set) | データを取得できなかったことを意味する値 |
t.co/referral | Twitterからの訪問 |
duckduckgo/organic | ダックダックゴー(DuckDuckGo)の検索エンジンからの訪問 |
183.181.84.29:6080 /referral | XSERVERのIPアドレスからの訪問 |
sp-web.search.auone.jp /referral | 「au Webポータル」からの訪問 |
経路分析の作成
「ウェブサイトに訪れたユーザーがどのようにサイト内を移動したのか?」「他のページに移動せずに離脱したか?」といった、サイト内でのユーザーの行動を確認できます。
そのためには「経路分析」を作成する必要があるので、これからその手順を解説していきます。
ステップ1
①【探索】を開いて、②経路データ探索をクリック。
ステップ2
【最初からやり直す】をクリック。
ステップ3
【始点】をクリック。
ステップ4
【イベント名】をクリック。
ステップ5
今回は例として、ブログへの訪問ごとに計測しますので、【session start】をクリック。
ステップ6
ステップ+1のすぐ下にある【イベント名】をクリック。
ステップ7
【ページタイトルとスクリーン名】をクリック。
ステップ8
上の画面が表示されるので、ページタイトルを一つずつクリックしていくと、確認できる経路が増えます。
ステップ9
こうするとサイト内でのユーザーの動きが確認しやすくなります。
以上で経路分析の作成は完了です。
まとめ
今回は、WordPressブログにGoogleアナリティクスを設定する手順、やっておきたい初期設定、Googleアナリティクスの使い方についてご紹介しました。
設定の手順と作業時間
- Googleアカウントの作成(3分)
- Googleアナリティクスのアカウント作成(8分)
- Googleタグマネージャーのアカウント作成(4分)
- WordPressにタグマネージャーのコードを設置(10分)
- Googleアナリティクス4(GA4)の設定(7分)
作業時間トータル32分
初期設定と作業時間
- GA4のデータ保持期間の設定(1分)
- 自分のアクセス(IPアドレス)を除外する設定(5分)
- Googleシグナルの設定(3分)
- Googleサーチコンソールとの連携(3分)
- プライバシーポリシーの設置
Googleアナリティクスの使い方
ブログを運営をする上でより良い記事を追求していくために、アクセスを解析することは重要です。
Googleアナリティクスを使用して、サイトの健康状態をいつでもチェックできるようにしておきましょう。