
どうも!ロボットのように働くアラフォー会社員、ろいどです!
今回ご紹介する本がこちら⇩
『沈黙のWebライティング』―Webマーケッター ボーンの激闘―
- 著者:松尾茂起(株式会社ウェブライダー)
- 作画:上野高史
- 発行:エムディエヌコーポレーション 2016年11月11日 初版発行
- ページ数 : 631(厚さ31ミリ)
- 定価:(本体2000円+税)
- 難易度:★★★☆☆(普通)
私がブログを始めたきっかけは、ブログやYouTubeで有名な坂内 学(ばんない まなぶ)さんです。
そんなマナブさんがこの本を紹介していました。
だからといって、すぐに飛びついたワケではないのですが、、、
「もっとブログを書くスキルを上げたい!」
そんな気持ちが、ブログを続けてるうちに徐々に高まってきたんです。
そして以前から興味のあったこの本を今回買って読んでみました!
「気になっている本だが、中身がどんな内容なのか知ってから買うか検討したい!」
という方もきっといると思います。
この記事がそんな方の参考になれば幸いです。
こんな方にオススメ
- 「webライティングのノウハウを知りたい!」
- 「seoを意識したコンテンツの作り方を知りたい!」
- 「記事のリライトの仕方を勉強したい!」
この記事では、私の感想を交えながら『どんな本なのか?』を書いていきます!

『沈黙のWebライティング』てどんな本?書評
私は"ライティングスキルを上げたい"という気持ちからこの本を読んでみました。
読み始めてすぐに「えっ?」て思ったこと。
それは、この本には『沈黙のWebマーケティング』という前書があったんです。
なので本書は第2作目にあたります。
『沈黙のWebマーケティング』の存在は知っていたのですが、ストーリーが繋がってるとは知らなかった、、、
自分としては"マーケティング"というより"ライティング"を知りたいという気持ちの方が強かったので本書を選びました。
結果的には、2作目にあたる本書から読んでも全然問題なく楽しめたので、そこは強調しておきます。
読みやすいストーリー形式

本書と前書で共通する見た目が、サングラスを掛けたマッチョな(北斗の拳みたいな)男のキャラが載っているという点。
この男がこの本の主人公のボーン・片桐という男です。
この本は、ライティングノウハウをストーリー形式でまとめてあり、漫画のような感覚で読むことができます。

本書と前書でストーリーは繋がっていますが、本書からでも問題なく読めるようになっていました。
ここで本書のストーリーがどんな話なのかを簡単に説明します。
主人公であるボーン・片桐が正義の味方という位置づけで、悪徳な会社であるタオパイ社から「みやび屋」という旅館を救うという話。

一見なにかのパクリ漫画かなという印象を受けるのですが、これが読んでみると思った以上のクオリティで面白いんです。
そして、ストーリーの区切りでノウハウのまとめページになっていて、[ヴェロニカ先生の特別講義]の部分がそれにあたります。
![[ヴェロニカ先生の特別講義]の画像](https://roido-blog.org/wp-content/uploads/2020/09/Silence-Web-Writing-Lecture.jpeg)
学習しながらストーリーを楽しめてとても読みやすかったし、全部で631ページというボリュームですが、意外と楽に読むことができました。
本書で得られるライティングノウハウの内容
ライティングノウハウの内容
- Googleから評価されるWebコンテンツの作り方
- USP(独自の強み)の必要性や活かし方について
- わかりやすい文章を書くためのポイント
- SEOで成果を出すための論理的思考法
- SEOを軸としたコンテンツマーケティングについて
私としても、あのマナブさんをはじめ、色んな方のブログやYouTube、有料note等でノウハウを学んでいますが、そういったノウハウの基本を押さえた内容が、本書には書かれているなと感じました。
本書のストーリーでは主にウェブサイトでのライティングノウハウの話ですが、ブログ記事を書くことにそのまま応用できる内容でした。
なので、自分のブログ記事作成にドンドン応用していきたいと思います。
他にも、予想以上に有益な内容だなと思ったのがこちら⇩
他の有益な内容
- インタビュー取材を成功させるためのポイント
- SEO向け記事の執筆が得意なライターさんの見つけ方
- ライターさんのマネジメントについて
- ソーシャルメディア(TwitterやFacebook)でのバズに繋がるコンテンツ作成のコツ
ウェブライターさんや、記事を外注したい方、ブログとSNSの連携を狙いたい方にも勉強になる内容です。
ここまで書かれているというのは、私としては正直嬉しいですし、お得感を感じました!
本書を読んだことによる気付き・感想
私にとって勉強になることが盛り沢山な本だったのですが、そのなかでも1番の気付きになったことが⇩
「メーカーが言えないことを第三者視点で発信できる」
このことが個人ブログの強みであり、ブログに求められることだと思ったんです。
なので、今後のブログ記事では『第三者視点』を意識してを書いてみようと思います。
実は、この本を読み進めるうえで少し不安だったのが、本書に書いてあるSEOに関しての内容について。
この本が約4年前に出たということもあり、情報が古くて的外れなのではないか?という心配がありましたが、読んでみて安心しました。
「検索ユーザーにとって利便性の高いコンテンツをGoogleは評価する」
これを軸に、SEOの基本を押さえた内容が書かれていました。
この部分の基本理念は、現在のSEOでも変わっていないし今後も変わらないと思われます。
したがって、初版の出版から約4年経った現在でもこの本は有益だと私は判断しました。
なので何度も読み返して、この本のノウハウを身に付けていきたい思います。
そして、良い本だなと感じるとともに気になってしまうのが前書の存在。
結局ブログライティングというのはマーケティングと繋がるものだと思いますし、今後マーケティングのことも勉強したいと思っています。
なので、前書の『沈黙のWebマーケティング』も近々読んでみたいですし、読んだ際はまたブログ記事で紹介していきたいと思います。
『沈黙のWebライティング』てどんな本?著者紹介・目次
〈構成・執筆〉
松尾茂起(まつお・しげおき)
京都のWebプランニングチーム「ウェブライダー」の代表として、様々なWebコンテンツのプロデュースやWebマーケティング支援を行う。また、松尾シゲオキ名義では作曲家、ピアニストとしても活動。3枚のCDをリリースするほか、「国民文化祭 京都2011」のPRイベントの楽曲をプロデュース。本質を捉えるプランニングを軸とし、様々なフィールドで活動中。好きな言葉は「マンドリル」。
〈作画〉
上野高史(うえの・たかし)
奈良県宇陀市出身。美術系大学の在学中にイラストレーターとしての仕事を開始し、現在、京都を拠点にフリーランスとして活動中。キャラクターデザインを中心に、書籍やWebコンテンツ向けのイラストレーションを手掛ける画材はアナログでは主に鉛筆・アクリル絵の具、デジタルではAdobe Photoshopを使用。コーヒーとチョコレートをこよなく愛する。
カバー袖の著者紹介より

『沈黙のWebライティング』の目次をざっと紹介⇩
目次
・前作のあらすじ
・本書の購入者専用特設ページについて
・登場人物相関図
episode01 SEOライティングの鼓動
[ヴェロニカ先生の特別講義]SEOを意識したコンテンツを作るカギ
episode02 解き放たれたUSP
[ヴェロニカ先生の特別講義]「USP」を最大限に活かすコンテンツ
episode03 リライトと推敲の狭間に
[ヴェロニカ先生の特別講義]わかりやすい文章を書くためのポイント
episode04 愛と論理のオウンドメディア
[ヴェロニカ先生の特別講義]論理的思考をSEOに結び付ける
episode05 秩序なき引用、失われたオマージュ
[ヴェロニカ先生の特別講義]オウンドメディアに必要なSEO思考
episode06 嵐を呼ぶインタビュー
[ヴェロニカ先生の特別講義]SEOに強いライターの育成法
episode07 今、すべてを沈黙させる・・・!!
[ヴェロニカ先生の特別講義]バズにつながるコンテンツ作成のコツ
epilogue 沈黙のその先に
目次より
『沈黙のWebライティング』を読んでみよう!

今回の記事をまとめます!
こんな方にオススメ
- 「webライティングのノウハウを知りたい!」
- 「seoを意識したコンテンツの作り方を知りたい!」
- 「記事のリライトの仕方を勉強したい!」
この本の特徴
- 『沈黙のWebマーケティング』という前書があるが、本書から読んでも問題なし。
- ライティングノウハウをストーリー形式でまとめてあり読みやすい!
- ノウハウのまとめページ[ヴェロニカ先生の特別講義]が勉強になる。
本書で得られるライティングノウハウの内容
- Googleから評価されるWebコンテンツの作り方
- USP(独自の強み)の必要性や活かし方について
- わかりやすい文章を書くためのポイント
- SEOで成果を出すための論理的思考法
- SEOを軸としたコンテンツマーケティングについて
他の有益な内容
- インタビュー取材を成功させるためのポイント
- SEO向け記事の執筆が得意なライターさんの見つけ方
- ライターさんのマネジメントについて
- ソーシャルメディア(TwitterやFacebook)でのバズに繋がるコンテンツ作成のコツ
気付き・感想
- 「メーカーが言えないことを第三者視点で発信できる」ということが個人ブログの強み
- 本書に書いてあるSEOに関しての内容は、初版の出版から約4年経った現在でも有益
- 前書の『沈黙のWebマーケティング』も読んでみたい

Webライティングのノウハウが充実していて読みやすさ抜群な一冊!
著者の関連本
前書の第1作目がこちら⇩