
どうも! ロボットのように働くアラフォー会社員、ろいどです!
今回ご紹介する本はこちら⇩
『コロナ時代の経済危機』世界恐慌、リーマンショック、歴史に学ぶ危機の乗り越え方
- 著者: 池上彰 増田ユリヤ
- 発行:ポプラ社 2020年07月06日 初版発行
- ページ数:219
- 定価:(本体860円+税)
- 難易度 : ★★★☆☆(普通)
池上彰さんと増田ユリヤさんといえば皆さんご存知かと思いますが、テレビ番組「木下容子 ワイド!スクランブル」のニュース解説コーナーや、最近はYouTubeでも活躍されてますね!
前回の記事に引き続き、今回もこのお二人の共著を紹介します!
タイトルが
『コロナ時代の経済危機』世界恐慌、リーマンショック、歴史に学ぶ危機の乗り越え方
ということで、
✔「世界情勢や経済情勢に興味がある!」
✔「このコロナ時代、今後の経済が気になる!」
という方にオススメの本です。
この記事では私の感想を交えながら、どんな本なのか?を書いていきます!

『コロナ時代の経済危機』てどんな本?構成・感想
本の表紙をパッと見ると、背景色は黒でタイトルの文字色は黄色、そして"コロナ時代"と"経済危機"というワード。
かなり危機感を煽っている印象はあるけれど、中身は優しくて親切です!
時々、池上彰さんに対する増田ユリヤさんのツッコミが入るときがあり、楽しく読むことができます。
過去の経済危機を対談形式で解説
過去の歴史的な経済危機(世界恐慌、オイルショック、リーマンショックなど)のときにリーダーたちがどんな行動をしたのか?
それを振り返りながら、私達が現在直面しているコロナショックという危機にどう対応すべきなのか?
それらを池上彰さんと増田ユリヤさんが対談形式で解説してくれます!
知識不足な私は、"世界恐慌"や"オイルショック“というワードを知ってはいるものの、いつごろに起きたどんな出来事なのか?をよくわかってないという感じです。(汗)
しかし、池上彰さんと増田ユリヤさんが一つひとつ丁寧に出来事の解説を挟みながら進行していくこの本は、私なんかでも読むことできる“大衆向けの本“と言えます。
本の目次や構成をダイジェストで紹介

恐慌の歴史に沿って進行していて全6章の構成になっています。

ザッと目次を紹介します⇩
はじめに
第1章 世界恐慌からコロナショックを考える
第2章 ルーズベルトから学ぶ、危機への対策
第3章 日本は昭和恐慌にどう立ち向かったか
第4章 オイルショック、リーマンショックという苦い経験
第5章 危機の時代のリーダーとは メルケル首相の言葉の背後に見えるもの
第6章 コロナ時代の新しい生活様式を考える
おわりに
新型コロナウイルス感染症対策に関するメルケル・ドイツ首相のテレビ演説
参考文献
目次のより
メルケル首相の言葉が感動的

私の心に1番刺さった部分は第5章でした!
この章の2020年03月18日のメルケル・ドイツ首相のテレビ演説について語られていた部分です。

テレビ演説の内容の詳細は巻末付録的な感じでP206~P216に掲載されています。
増田さんも絶賛していました。そして、私はこの演説のことをこの本で知ったのですが、
「こんなふうに国のトップが言ってくれたら、国民の気持ちが1つの方向に向くかもしれない」
と思わせてくれる演説で、とても心を打たれる内容でした。
そんな素晴らしいメルケル首相ですが、移民受け入れに関する政策などに反対する人達がいたりして、絶対的な支持があるわけでもないようです。
そういった普段ニュースを見ているだけでは分からないような知識を得られると、この本を読んで良かったと思えます。
『コロナ時代の経済危機』著者紹介・関連本
※著者紹介については前回記事と重複するので、気になる方は⇩の前回記事から確認してみて下さい!
https://roido-blog.org/kansenshotaijinruinosekaishi/
『コロナ時代の経済危機』を読んでみよう!
ポイント
- 過去の経済危機を対談形式で解説
- 私のような知識不足でも内容を理解できる
- 世界情勢や恐慌の歴史を勉強できる
こういう本を読んでおくと今後のニュースの見方もだいぶ変わり、世の中の出来事に対する自分の考えを持つきっかけにもなるでしょう。
大人としての教養を身に付けるためコロナと経済のこと勉強してみませんか?