JIS規格の被覆アーク溶接資格A-2F初心者向けの攻略法!

アーク溶接資格 A-2F学び 勉強
ろいど
ろいど

どうも! ロボットのように働くアラフォー会社員、ろいどです!

私は8年間、更新試験を合格し続けて、今現在もこの資格を維持しています。⇩

A-2F溶接資格証

A-2Fは下向き平板のアーク溶接で裏当て金有りという、アーク溶接初心者向けの資格です。

「A-2Fを受験したいが上手く溶接するコツを知りたい」

という方のために今回の記事では、A-2Fの実技試験を合格するための具体的なコツを紹介します。

A-2Fを取得することで、アーク溶接において最低限の技術があるということを証明できます。

したがって、現場でもアーク溶接の仮付けくらいは最低でも参加させてもらえるはずです。

これからアーク溶接を覚えていきたいという方はぜひA-2Fに挑戦してみて下さい!

それでは実技試験での手順に沿って解説していきます。

A-2F初心者向けの攻略法!

材料の加工

黒皮を剥がす幅は?

材料の磨き

開先側20ミリくらいの幅で裏表の黒皮をしっかり剥がし地肌を出しましょう。

裏当て金も、片面だけしっかり黒皮を剥がし、その面を表側に使います。

使う工具は?

私自身はグラインダーにペーパーサンダーを取り付けて黒皮を剥がしています。

使用しているのはこのタイプ⇩

 

砥石でもいいとは思いますが、減肉しないように気をつけましょう。

開先は加工するの?

開先に関しては試験場で渡された状態のままで問題ありません。

仮付け

どんなふうに仮付けするの?

仮止め場所

⇧図のように表から4ヶ所、裏から6ヶ所仮付けしましょう。

仮付けギャップ

⇧平面に裏当て金と板を図のように重ねて置き、そのままの角度で仮付けすればOKです。この角度が逆歪みの角度になります。

シャコ万を複数使って固定すると仮付けしやすくなります。

ギャップは4ミリ開けます。

ギャップ調整のために、なんでもいいから4ミリの物を挟んでそのまま仮付けしましょう。

私は4ミリ棒の使い終わった物を2ヶ所挟んでいます。

仮付けに使う溶接棒は?

ちなみに仮付けと本溶接で溶接棒を分けていて、仮付けにはB-17を使っています。

LBの棒よりもB-17のほうが圧倒的に仮付けしやすいので、初心者には尚更B-17をオススメします。

太さは3.2ミリが一般的で使いやすいです!⇩

【個人で買われる方へ】

楽天だと1kgバラ売りもあるようです!

仮付け時の電流は?

私は仮付け時の電流は130〜140Aでやってます。

A-2F本溶接

私はLB-47の溶接棒4.0ミリを使い4発で仕上げます。

個人で買われる方用に「1kgバラ売り」を載せておきます!⇩

 

本溶接する際は端から端までしっかり溶接し、1発溶接するごとに材料の向きを逆向きに変えながら溶接していきます。⇩

材料をひっくり返す

初層

電流175Aでウィービング無し。開先と裏当て金をしっかり溶かすことを意識し、ゆっくり溶接します。

2発目

電流170Aで。ここからはウィービングしていきます。

3発目

開先を残す

電流150Aで。ここでは開先が残る程度に盛る。⇧

4発目

電流140Aで。開先までしっかり溶かすことを意識してウィービングすること。

 

 

A-2F初心者向け溶接時のポイント

・溶接棒(ホルダー)の角度に注意。進行方向に対して20°〜30°くらい倒すくらいで。⇩

ホルダーの角度

・初層と2発目はゆっくり多めに盛ることを意識する。

・ウィービング幅は細かくすることを意識し、荒くならないように注意。

・ウィービングでは、動かしたら一瞬止める(0.5〜0.7秒前後)、逆へ動かしたら一瞬止める、を繰り返す。一瞬止めるのがポイントで、止めることで開先をしっかり溶かすことができる。⇩

ウィービング

・次の層を溶接する際は当金の端で関を作るようにクレータ処理をすること⇩

クレータ処理

・1発1発新しい溶接棒を使い、端から端まで止めずに溶接する。途中で繋ぐことはしない。

・1発盛る度にスラグとスパッタをしっかり除去すること。

・溶接が終わると逆歪みをつけたときの角度が、丁度よくフラットになるはずです。

 

 

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ろいど
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最後までこの記事を読んでいただきありがとうございました! 今後の記事も是非読んでください!

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